座の見付(正面)はなだらかな円弧を描き、また上面は前後(長手)に太鼓に張らせた形状を取ることでデザインの楽しさを見せています(その分仕事は難儀になりますが)。 同じく下部の貫の板も円弧状で統一感を出しています。 座部分、左右端末のスキマ処理は移動の際の手掛けであったり、起ちあがるときの手掛かりであったりと、良く北欧のスツールなどに見られるデザインです。