ハイバックラブソファ/工房悠


	・正面：2人掛けのソファ。　　たっぷりとした間口（マット幅は1,400mm）とハイバックな背が深い寛ぎを与える。　　前脚をハの字型に傾斜させることで視覚的にも安定感を出す。　　前脚と肘掛けの接合部を組み手とすることで構造的な安定感を与える・側面：側面は台輪（座の枠）と肘掛け、および3本の格子でシンプルに構成。・背面：広めの格子の背板と台輪（座枠）、および背板を支える貫で構成。　　後ろ脚と肘掛けの接合は組み手。


	頭の高さまでしっかりとサポートする2人掛けのソファ。木部は隠れた部分も含め、全てブラックウォールナットという贅沢な逸品です。アート＆クラフトのデザイン様式に踏まえ、より重厚で動きのある意匠。主要な接合部には組み手、抜きほぞ、などを多用し接合強度を図り、視覚的も安定感を与えています。クッション部位は底部にテンションベルトを張ることなどで弾性を強化し、内部には様々な硬度の良質なウレタンフォームを4層に重ね合わせ、快適な弾性を作り込んでいます。角川春樹事務所の月刊誌『Rentier』（ランティエ）08/04に紹介されました。